第1417回通常例会
日時 5月8日(水)12:15~ 場所 福野産業文化会館2F
今回の例会は、会則・付則委員会の委員会タイムということで、原子力発電環境整備機構(NUMO)から、地域交流部 地域第一交流グループ主任の高橋 和弘 様をお迎えし「高レベル放射性廃棄物の地層処分とその現況について」と題してゲストスピーチをしていただきました。まず、NUMOは、高レベル放射性廃棄物などの処分地の調査選定・処分施設の建設・操業・閉鎖を行って地層処分を実現するために、法律に基づき、経済産業大臣の認可を受けて設立された法人であると紹介されました。高レベル放射性廃棄物の処分とは?原子力発電所で使い終わった燃料をリサイクルする際に残る廃液を、ガラスと溶かし合せて固めたもの(ガラス固体化)を処分することで、冷却のために30~50年程度、貯蔵・管理してから処分されるということでした。最終処分である地層処分の仕組みなどもお話しいただきましたが、国際社会から最も安全で実現可能な処分方法だとお聞きしました。 最後に地元への誘致のお願いではなく、まずはこの事業に理解をしてほしいとお話されていたことが印象的でした。